航海の羅針盤に使われていた?アイオライトの意味や石言葉・向いている人
こんばんは☆星乃ネコです!
「鉱物」と聞くと、理科?科学?地学?みたいでなんだか難しい響きのように感じますが、例えば身近なものでは、男性が女性にプロポーズの際に渡す指輪についたダイヤモンドも鉱物の一種。
地球上で最も硬い鉱物であり、傷が付きにくい・太陽光に対して強い性質・薬品などによる変色がないこのように、ダイヤモンドの輝きが永遠に変わらないことから「永遠の愛」の象徴としてダイヤモンドがプレゼントされるようになりました。
今回はそんな、魅力的な鉱物の中から、アイオライトをご紹介したいと思います☆
アイオライトの最も大きな特徴として、見る角度や光彩によって色が3色に変化して見える多色性が挙げられます。
アイオライトを光にかざしながら方向を変えて見てみると、紫がかった青色、ごく淡い青色、灰色がかった黄色など、異なる色あいを目視することができます。
その昔、大海原を渡るバイキングや漁師達はこの石の多色性を利用し、アイオライトを太陽にかざして最も青色がはっきり見える方向へ針路を取ったという伝説も。
このことからアイオライトは思考をクリアにし、正しい方向に前進できるようサポートする力があると言われています。
「第三の目(サードアイ)」を活性化させる石だとも。
アイオライト(Iolite):菫青石
鉱物学上ではコーディエライト(Cordierite)と言い、原石の場合はこちらの名称で販売されている場合があります。そのほか、サファイアと同じスリランカの川床で採取されることからウォーター・サファイアと呼ばれることも。
アイオライトの色は普通は菫青色ですが、時にはレピドクロサイトによって赤みが強くなるものもあり、これをブラッドショット・アイオライトと呼んでいます。
石言葉
自己同一性・誠実・貞操・道を示す・愛を貫く・導き
スピリチュアル的な意味合い
持ち主の第六感に働きかけ、直感力や洞察力を高めてくれる。かつてはシャーマンの儀式にも用いられていたとか。また共依存の関係を解消し、自分の足だけで立つ強さを得ることができる。瞑想する際に用いると有効。
こんな方におすすめ
色 | 紫青色、青色、帯褐青色など濃淡各種の青色 |
---|---|
条痕色 | 白色 |
モース硬度 | 7〜7.5 |
比重 | 2.58〜2.66 |
劈開 | 不完全 |
化学組成 | マグネシウムとアルミニウムの珪酸塩 |
透明性 | 透明から半透明 |
光沢 | ガラス光沢 |
屈折率 | 1.53〜1.55 |
多色性 | 非常に強い三色性/帯紫青色、淡灰黄色、淡青色 |
蛍光 | なし |
インクルージョン | アパタイト、ジルコン、レピドクロサイト |
産地 | スリランカ、ミャンマー、マダガスカル、インド、ブラジル他 |
※上記の数値は文献により多少異なる場合があります。
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