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あのアベンチュリンの名称は実は間違い?!意味や石言葉・向いている人

アベンチュリンは石英の一種で、鉱物を指す際には正式にはアベンチュリンクォーツといい、グリーンの他にブルーやピンク、レッド、オレンジなどがあります。
(レッドのアベンチュリンは染色して赤色にしたものも多いので注意⚠)

アベンチュリンの語源は1700年頃、イタリアのガラス職人が手違いでキラキラしたものを混ぜてしまってできた宝石を見た別の職人が、「ア・ベンチュラ」と言ったことが語源とされています。

ア・ベンチュラは偶然冒険などの意味。
「アバンチュール」というと聞き馴染みがありますよね。

アベンチュリン(Aventurine):砂金石・砂金石英

グリーンアベンチュリン

本来「アベンチュリン」とは、ヘマタイトやゲーサイトなどの鉱石が混ざることで発生する星屑のようなきらめき(アベンチュレッセンス・アベンチュリン効果)を持つ石英を指していたのですが、これは滅多に産出することがない稀少石です。
現在では緑色に発色するグリーンクォーツァイトと呼ばれるアベンチュレッセンスが含まれていないものの流通がほとんどで、これをアベンチュリンと呼ぶことが主流になっています。

色が翡翠(ひすい)に似ていてインドで多く産出されることから別名「インド翡翠」とも。

 

石言葉

安眠・沈着・精神安定・聡明・情緒を豊かに育む

スピリチュアル的な意味

古代チベットでは物事を見通し、洞察力を高める石として信仰され、仏像の目の部分に使われた。トラブルなどを冷静に対処したい場合に効果的。緑のアベンチュリンには安らぎの効果があるとされ、精神的なリラックス効果に加え疲れ目視力回復ドライアイなどにも。

こんな方におすすめ
  • 洞察力を必要とする職業の方
  • 人気運が必要な職業の方
  • 疲れを癒やしたい方
  • 5月生まれの方
  • 牡牛座の方
緑色、金褐色、虹色
条痕色 白色
モース硬度 7
比重 2.65
劈開 なし
化学組成 二酸化珪素
透明性 半透明、不透明
光沢 ガラス光沢
屈折率 1.54〜1.55
多色性 なし
蛍光 赤味色
インクルージョン フックサイトの板状結晶、パイライト、ゲーサイト
産地 インド、ブラジル、ロシア、東南アジア他

※上記の数値は文献により多少異なる場合があります。