こんばんは、星乃ネコです☆
愛と美を象徴する金星は、西洋占星術において金運や恋愛運を占う天体。
その天体が乙女座にあった場合、どのように作用するのでしょうか☆
金星とは
金星は地球に最も近い公転軌道を持ち、太陽系で太陽に近い方から2番目の惑星。
「明けの明星」「宵の明星」という別名でも親しまれているように、明るく魅力的な星です。
西洋占星術において金星とは、愛と美、芸術、品性を司る天体です。
遊びや趣味の傾向、美意識の方向性、金運や金銭感覚、そして恋愛対象や恋愛傾向を占うことができます。
男性のホロスコープ上では好みの女性のタイプ、女性のホロスコープ上では男性への愛の傾向を表します。
公転周期は約225日で、約1年半に逆行します。ひと星座に約1ヶ月近く滞在するので、西洋占星術では毎月の運勢、特に恋愛運と金星の予測に使われます。
金星乙女座の恋愛観
乙女座はまさに真面目で控えめな乙女のような女性性を象徴し、マメで美意識が高く、現実的・合理的を好みます。
そんな乙女座が金星にある方が恋愛に求めるのは、純情さと完璧さ。理論と理性のもと、結婚も視野に堅実な恋愛を望むがゆえにお相手にも適度な経済力(金銭感覚など)や社会的ステータスを求めます。その結果「理想が高い」「異性を見る目が厳しい」と思われることも。
金星乙女座さん自身が礼儀・礼節を重んじるタイプなので、初対面でのタメ口やいきなりボディタッチをされるのは苦手。
じっくり徐々に距離を計りながら、デートも時間や行き先をきちんと計画立て、報・連・相ができる相手を好みます。相手と会話を重ねる中で相手を分析し、自身に合う確実な相手を探そうとします。
恋愛に消極的で臆病な方が多く、慎重すぎて相手を選べなくなったり、気付いたら恋愛が終わっていたり、恋愛に理想を抱きすぎた結果アニメや漫画などの2次元に走るということも。
※逆行期の乙女座・金星の場合は潔癖さが強まり、異性恐怖症になったりかなり奥手になる場合があります。
恋愛観から見る金星乙女座の魅力
上記の様子からわかる通り、恋愛は奥手で、自分からアプローチするのが苦手ではありますが、細かい気配りも出来て家計管理も大得意。
お相手が出来れば相手の栄養・体調管理にアンテナを張り、家庭に入れば家計簿や○○年計画なども苦もなくやり遂げます(むしろすすんでやる傾向)。保険周りも抜け目がないでしょう。
これは「相手を束縛したい」というよりは、「予定の見通しを立たい」という潜在意識に由来します。
このような世話焼きさんで言うと、同列で蟹座さんも連想されるのですが、両者の違いを挙げるとするなら、蟹座さんは「お母さん的」で乙女座さんは「秘書的」。
蟹座さんが相手好みの美味しいご飯を作るのであれば、乙女座さんはお相手が不足している栄養を原材料・成分表を見ながら食事管理し、蟹座さんが彼に添い寝してお腹をなでてあげるのであれば、乙女座さんは前日の睡眠時間・翌日の起床時間を踏まえて当日寝る時間を測る。乙女さんの方が数値的な印象ですね。
また前述の通り相手選びに慎重なので、一時の浮気・不倫の心配がほとんどありません。(金星乙女座さんが浮気・不倫が発覚した場合は何か思惑があったり、計画的な可能性が高いです)
清潔感と透明感があり、防衛心が強くリアリストな金星乙女座の女性は、安心してお付き合いができるタイプであると言えるでしょう。
金星乙女座は金星を活かせない!?
金星が乙女座にある場合、西洋占星術の用語で「フォール(下降・衰)」という状態にあり、その天体の品位が低い・本来の力を発揮できない場所と言われます。
金星は本来、趣味や恋愛、社交を楽しむ華やかな天体であるのに対し、乙女座は恋愛に対して潔癖であったり、神経質・禁欲的な傾向があるので、金星本来のキラキラ分野を堪能できないということになります。
こう聞くと落ち込んでしまう方もおられるかもしれませんが、真面目で禁欲的であるということは、恋愛や趣味においても衝動的な行動を起こしにくいということ。現実に即した行動で、ハメを外してしまうことがほとんどないタイプと言えます。
無駄を省いて効率的、恋愛だからといって浮かれることはほとんどなく、いつなんどきでも知性を失わない、節度あるしっかりものの賢い星座であると言えるのです。
金星乙女座の女性有名人
石田ゆり子
1969年10月3日東京都生まれ。
恋愛について、以前福山雅治さんから「一度や二度しか会ったことがない人を好きになれますか?」と質問された際、「基本的にはその人のことをある程度知らないと“好きだな”という感情は出てこない。素晴らしい才能を持つ方は尊敬できるから、それならあるかもしれない。」と回答。ぱっと見では判断しない・惑わされない、金星乙女座さんらしいコメントと言えます。
現在は驚愕の51歳!「もののけ姫」のサンの声優としても有名ですね!ちょっぴり天然の、かわいすぎるアラフィフとして多くのファンに長く愛されています。
剛力彩芽
1992年8月27日神奈川県生まれ。
太陽と金星が乙女座の剛力彩芽さん。「25歳になるまでは恋愛禁止」のルールがある事務所に所属し、年頃の女優・モデルさんがこの決まりを破って奔放な色恋に興じる中、見事このルールを守り通した一人です。ちなみに、同事務所の先輩・米倉涼子さんの金星も乙女座で、彼女もこのルールを成し遂げています。
彼女の元カレであるZOZOの前澤社長との破局の原因の1つとして、宇宙計画やお金配りなどの行動についていけなかったとあり、現実志向な乙女座さんにとって、彼のような存在は刺激的ではありますが、共に生活するには難しいものがあったのかもしれませんね。(ちなみに前澤社長のホロスコープには、現実的価値を司る土星座の天体が1つもありません。)
小倉優子
1983年11月1日千葉県生まれ。
「ミステリアスで色っぽい」と言われる蠍座を太陽に持ちながら、金星を始め月・火星に乙女座という乙女色強めの小倉さんは、あざと可愛い雰囲気の中に生真面目さ・淑やかさを併せ持つタレントさん。現在は家庭的なママタレとして活躍しています。
「こりん星出身のりんごももか姫」という不思議キャラでメディアに注目され、一時はそのキャラを推していましたが、元来真面目であった小倉さんは自らが作り出したキャラクターと嘘に行き詰まりを感じ、2010年5月に「こりん星は名前を売るための戦略だった」と明かし、話題になりました。
また2007年から番組きっかけで株式投資を始めており、現在はお子さんのために円建てとドル建てで堅実に積み立て貯蓄をするなど、家計管理にも尽力しているようです。
可愛らしくも慎ましい、清潔感溢れるお三方!
乙女座の完璧力・完全性を象徴するように年齢不詳だったり、プライベートのイメージが沸かなかったり、所帯じみていないある種「妖精」のような魅力を感じますね✨
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