ソラネコ | 夜空をあおぐネコの星読みブログ

ソラネコ | 夜空をあおぐネコの占い研究所-星乃ネコ-

本州の最西端在住の占いオタク「星乃ネコ」が、占い諸々を備忘録的に記録。元アンチ視点からの占い考察で、占い好きな人はもちろんそうでない人にも、占いの魅力をお伝えしています。

生まれ持った性質や運命・人生を占う!命術の種類8選

命術は主に、相談者の生年月日から占う方法。

生涯変わることのない生年月日を使用することでその人の生まれ持った性質をみたり、基本的な人生の運気、星回り等を調べたりすることができます。
相手との相性を見る場合は、相手の生年月日を用いることで持って生まれた相性を見ることも可能です。

命術はその歴史の古さから、多くの種類があります。今回は一般的によく使われている命術を8つご紹介します!

 

西洋占星術

主に西洋諸国で発達した占星術で、生年月日の他、出生時間や出生場所を用いてホロスコープと呼ばれる天体の配置図を作り、星の位置やそれぞれの星などの関係性からその人の特性や運気を読み解きます。

西洋占星術には大きくわけて、「古典占星術」と「現代占星術」があります。現在主に使用されているのは現代占星術で、巷の12星座占いも現代占星術の要素が多く含まれています。

命術の中ではポピュラーなものではあるものの、しっかりと読み解くにはかなりの時間と勉強量を要するため、この占術で見てもらう場合はどの程度まで読み込んでもらえるのかがポイントになります。読み込めば読み込むほど自分の運命を知り、満足度が上がる占術であると言えるでしょう★

インド占星術

東洋占星術の1つで、西洋占星術の「古典占星術」を受け継いでいます。

西洋占星術との違いは、西洋占星術が現代では実際の夜空の星の配置と、ややズレが生じているのに対し、インド占星術は空の星の位置を忠実に守るという違いがあります。

天体の配置を表すホロスコープの配置図も西洋占星術が円形であるのに対し、東洋占星術四角形。どちらも性格や運気などを読み取っていく点は同じであるものの、巷の12星座占いの星座とはズレが生じるため、同じ占星術でも結果が異なる場合があります。

「実際の空の星回りで占いたい」という人にはおすすめの占術です。
西洋占星術同様、時間を要する占術であることから、占い師の腕次第で結果が左右されるといえるでしょう。

サビア占星術

ライターで占星術研究家でもあるマークエドワードジョーンズが、詩人のエリス・フィラーと共に編み出した占術。

360度の円形であるホロスコープの1度1度に意味があると考え、そのシンボルにふさわしい詩的表現をあてはめ、その度数を持つ人に情緒的なメッセージを伝える占術です。主に生年月日から出した太陽星座の度数を扱いますが、その他の惑星の度数と組み合わせることで、サビアンシンボルからのメッセージに深みを持たせます。

ホロスコープが持つメッセージを言葉として感じてみたい人におすすめの占術です。

四柱推命

東洋占星術の1つで、中国発祥の長い歴史がある占術。

陰陽五行説を元に、生年月日と出生時間から、十干、十二支、五行、陰陽を出し、年柱、月柱、日柱、時柱とそれぞれに当てはめていきます。
他の占術同様詳しい知識が必要ですが、それだけに的中率が非常に高い占いとして古代から愛されています。

個人の性格や運勢を見ていく点ではその他の占星術と共通しているものの、「吉凶」が比較的はっきり出やすいという特徴があり、「明確な答え」を求める人にとっては満足度が高い占いといえるでしょう。

マヤ暦

古代マヤ文明におけるマヤ人が作ったといわれる歴史ある占いです。

ツォルキン暦と呼ばれる表を用いて、生年月日(出生時間不要)から260のカテゴリーに分けて占います。

その人の性質を読み取ることが得意で、経営者が従業員の資質を見たり、人間同士の役割や関係性を調べチーム結成に利用されたりするなど、個人個人の資質を深く知ることができる人気の占術です。

九星気学

日本古来の占術で、主に「生まれた年」を使用します。

一白水星、二黒土星など、9つの星にカテゴライズすることで、世代ごとの特性をみることができます。九星気学相術の要素も兼ねており、引っ越しや家相を見る時などにもその時々の吉方を調べ、引っ越しや旅行の際の参考にすることもできます。

算命学

中国発祥の陰陽五行説を取り入れながら日本でアレンジされた占術。

生年月日から干支を出して占いますが、流派によって解釈が変わるのが特徴です。

四柱推命と多くの共通点を持つかたわら、人体星図という算命学独自の表を用いながら運命や気質だけでなく、国家運や先祖から子孫まで代々の運命を見ることができ、人生全般の運や人生論までを見ることができる、スケールの大きな占術といえるでしょう。

数秘術

「それぞれの数字に意味がある」という考えをベースに、生年月日や名前のアルファベットなどを数字に変え、それらを足すなどをして自分の数字を出す占術です。

ピタゴラス式、カバラ式など、様々な流派がありますが、その人の性質や運勢など、持って生まれた運命を数字から読み取っていくことは共通しています。

自分の誕生日の数字などにどんな数字と意味があるか?を知りたい人におすすめの占術です。

 

その他にも、紫微斗数0学占い、宿曜占星術六星占術、納音など、生年月日を使って行う占術は全て命術の種類に分類されます。

 

歴史が古いものが多く、長年親しまれてきた命術はその性質から、今後の状況や相手の気持ち、細かな心の動きを見たり探ったりするのは不得意ではありますが、その人が持って生まれた性質や運命を知ることを得意とし、これは一生を通して基本的に変わることはないとされています。

自分が生まれた時に得た運命を知ることで、自身が辿る運命を知り、長期的なプランが立てられるようになるでしょう☆