恋愛では良縁を引き寄せ？人脈の石 アラゴナイトの意味や石言葉・向いている人

スペインのアラゴン(aragon)地方で発見されたことからその名がついたアラゴナイト。

形付しやすい石であることから、紀元前4000年頃にはメソポタミアのシュメール人が筒状に削り出して印章やサインに使用したり、彫刻に用いていたと言われています。

日本では江戸時代に発見され、霰のような形の結晶であることから「霰石」と名付けられました。豆のような状態で発見されることが多く、「豆石」と呼ばれることも。

しかしこの「霰石」という名も、一説では最初はカルサイト(Calcite)もしくはオパール(Opal)に名付けられたとも言われていますが、現時点での真偽は不明のようです。

アラゴナイト（Aragonite）：霰石

アラゴナイトはカルサイト(Calcite)と同じ成分で、カルシウムを豊富に含んだ見た目もよく似た鉱物ですが、結晶になる際の構造が異なるために別鉱物として分類されています。常温・常圧な場所では、カルサイトの方が安定しており、元々アラゴナイトとして結晶したものが変化してカルサイトに転移することもあるそうです。

色は金、黄色、レモンイエローなどが有名ですが、白色、無色、紫色などもあります。これは鉄やマンガンなどの不純物や、含有されている成分の違いで様々な色に発色するためです。

耐久性が低いため傷が付きやすく、また酸に弱いため汗や果汁などが付着した場合は表面が溶解して粉ふき状態になることがあり、取り扱いには注意が必要です。

石言葉

母性・人気・魅力・友情・愛情・集中力アップ・明るさ

スピリチュアル的な意味

別名で「なごみ石」とも呼ばれ、持つだけで心身のバランスを整えてリラックスさせる効果を持つ。「人脈の石」とも呼ばれ、人望や人徳を高める効果に優れる。恋愛をしたい方には良縁を呼び込み、相手に対してのアピール度を高める効果も。
物事を前向きに取り組む力を与えるとされ、柔軟な思考で問題を解決、成功に導くきっかけを与える。

こんな方におすすめ

• 芸能関係に勤めている方
• 集客力を向上したい方
• ストレスを解消したい方
• 人脈作りに苦労している方
• 転職や就職活動中の方
• 11月生まれの方
• 魚座の方

色	金色、黄色、薄黄色、水色、白色、無力、紫色
条痕色	白色
モース硬度	3.5～4.0
比重	2.93～2.95
劈開	一方向に完全
化学組成	炭酸カルシウム
透明性	透明
光沢	ガラス光沢
屈折率	1.53～1.69
多色性	なし
蛍光	多彩な異なる濃さと色
産地	アメリカ、スペイン、ナミビア、イギリス、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ペルー共和国、チェコ共和国、モロッコ王国他

※上記の数値は文献により多少異なる場合があります。

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