ディーン・ルディア考案のルネーション占星術で生まれた日の月の形を見る
こんばんは、ネコです(=ΦωΦ=)
皆さんはルネーション占星術というのをご存知でしょうか?
ルネーション占星術は西洋占星術の中の1種で、1967年にディーン・ルディアによって考案されました。月の満ち欠け(月相)に注目し、自分が生まれた日に月がどのような形をしていたかによって性格を8タイプに分類します。
今回はその8タイプを簡単にご紹介します。
- ニュームーン-新月-(月齢0〜3)
- クレッセントムーン-三日月-(月齢4〜6)
- ファーストクォーター-上弦の半月-(月齢7〜10)
- ギバウスムーン-十三夜の月-(月齢11〜14)
- フルムーン-満月-(月齢15〜18)
- ディセミネイティングムーン-種まきの月-(月齢19〜22)
- サード(ラスト)クォーター-下弦の半月-(月齢23〜25)
- バルサミックムーン-鎮静の月-(月齢26〜29)
- 占い師が月に注目する理由
ニュームーン-新月-(月齢0〜3)
純粋無垢な赤ん坊〜生まれたての魂〜
本能的・直感的に行動することができ、自分の気持を素直に表現できる。「思い立ったが吉日」で様々なことにチャレンジする。熱しやすく冷めやすい。自分を客観視することが苦手で、時には自己中心的に思われることも。ストレートな物言い。
クレッセントムーン-三日月-(月齢4〜6)
好奇心旺盛な子ども〜成長を続ける柔軟性〜
好奇心と情報収集力で、あらゆる知識や技術を身につけます。アウトプットの才能も天下一品。反面あちこちに目移りするため、飽きっぽくて気疲れしやすい。親切でコミュニケーション能力が高く、明るい雰囲気でサッパリとした人間関係を好む。踏み込んだ関係は苦手で、束縛を嫌う。
ファーストクォーター-上弦の半月-(月齢7〜10)
葛藤の思春期 〜相反する2つの面〜
前向きさと繊細さ、本音と建前、仕事とプライベートなどのポジとネガを併せ持ち、自分の中にある2つの性質の間で揺れ動く。間違っていると思ったら、相手が年上でも上司でも言い切る強さがある。リーダー的な役割を与えられることも。
ギバウスムーン-十三夜の月-(月齢11〜14)
危うさが魅力の完璧主義〜ポジティブな感性で成功を目指す〜
不安を持ちつつも、完成に向けて明確な意思を持つ。明るく見える振る舞いとは裏腹に、人生において「欠落感」による不安と劣等感を感じやすく、その足りない部分を埋めるために努力し、完璧な仕事に仕上げる。最後の追い込みに強く、短期集中型。
フルムーン-満月-(月齢15〜18)
舞台俳優〜自己表現と見られることの意識〜
周りが自分をどう見ているか、見えているかが最大の関心事で、自己アピールに長けている。恋愛や仕事においても、相手が求める立ち居振る舞いで駆け引きのうまさを発揮。強いエネルギーに溢れ、存在感がある。傍若無人な振る舞いに注意。あるべき自分との差に悩む一面も。
ディセミネイティングムーン-種まきの月-(月齢19〜22)
満たされた聖母〜得たものを尽くし与える〜
自己に対する執着が薄く、豊かさの種(愛、知恵、経験) などを惜しみなく与えることで喜びを感じる。一方で、注いだ相手を失うことを恐れて既存の人間関係に執着する面も。バランスを取り、広い人間関係を作ることがテーマ。人に教える仕事やカウンセラーが適職。
ちなみにネコは↑これでした(=・ω・=){与えチャウヨー
サード(ラスト)クォーター-下弦の半月-(月齢23〜25)
大器晩成の実務家〜守りの意識〜
光と闇を半分ずつ持って生まれ、強気と弱気が同居する。強い仕事運でありながら、本当にやりたいことがわからず職を転々とする傾向。自己評価が低いため、新しいことや恋愛に躊躇しがちだが、よく考えて決めたこと・相手となれば着実に物事をすすめることができる。安定志向。
バルサミックムーン-鎮静の月-(月齢26〜29)
巫女・シャーマン〜高い感受性と共感力〜
高い共鳴力で、一緒にいる人によって性質が変化する。直感力が冴え、スピリチュアルなものに惹かれる。ミステリアスでロマンチックな雰囲気。独特の価値観で、気に入ったものはずっと手放さなかったり、強いこだわりを見せる。情に厚い部分と揺らぎやすさが裏目に出て、複数の人を愛してしまうことも。
占い師が月に注目する理由
「生まれた時の月の形ごときで性格を判断するなんて、非科学的で根拠がないね!(唾」
という声が聞こえてきそうですが、果たして本当に根拠はないのでしょうか?
月は地球に最も近い天体であり、地球に住む人・ものに影響が大きい星であると考えられており、占星術師はもちろん科学者もこぞって古来から研究を重ねてきました。
その結果、例えば新月に植えた作物は成長が早かったり、実りがよい、満月になると感情のエネルギーが強くなるため、交通事故が事件が多発するといったことが研究データとして残っています。
その原因は月の光であるのか、はたまた引力であるのかは、科学が進歩した現代でも未だ解明されていませんが、地球に住む生命体である私達にとって月は多かれ少なかれ、様々な影響を及ぼしているのは事実のようです。
月と女性の関係
更に女性には、月経(生理)があります。月経周期は平均で28〜29日なのですが、これは月の満ち欠けが一巡する期間と同じです。
「月経」や「月のもの」という言葉自体、実はこの事実を由来としているのです。妊娠・出産の奇跡を起こすことができる女性にのみ、この月と同じサイクルが備わっているなんて、単なる偶然で、月とは全く関係がないことだと断言できるでしょうか?
この月と女性の関係については、およそ2000万年前には人々の間で既に意識されていたといいます。
女性からはよく、「満月の日には体調が優れない」「満月が近づくと感情的になってしまう」という声も耳にします。それはきっと毎月、月のエネルギーを受け取っていることで体が反応し、月と呼応している証拠なのかもしれません。
太陰暦を使用していた歴史
私達は今、太陽の周期をもとに作られた太陽暦(グレゴリオ暦)に沿って生活しています。(太陽の周期は約365.3日)
しかしかつての人々(日本では江戸時代)は月の運行をもとに作られた太陰暦に沿って生活していました。新月の日に田植えをし、収穫は満月の日に行うなど、月のサイクルが生活の中に自然と溶け込んでいたのです。
いかがでしたか?
これらの事象から性格や物事の性質を探っていくのは、ある種ロマンに感じますよね☆
西洋占星術の世界においては、月以外に10種類の天体も見ていきますが、その中でも月はその人の本質・感受性を意味する重要な天体とされています。
現代の忙しい生活の中で、時には一呼吸おいて夜空の月を見て、古来の人々が感じた月のエネルギーを浴びて癒やされてみましょう。
乱れていたリズムが整ったり、自分自身を振り返ることができるかもしれません。