おすすめの瞑想7種類!初心者にもピッタリな瞑想法も
瞑想と聞くと、どんなものを想像しますか?
瞑想には数千年もの歴史があり、一口に瞑想と言っても世界に存在する瞑想は今や500種類以上と言われ、多くの瞑想法が存在します。
今回はその中でも特におすすめの瞑想7つをご紹介します。
比較的メジャーで初心者でも取り入れやすく、どの瞑想も様々なメリットがあるので、あなたに合う瞑想法を見つけて実践してみてくださいね☆
サマタ瞑想
日本語で「止」の意味を持つ仏教由来の瞑想法で、数ある瞑想の中で最も基礎的な瞑想とも言われます。
呼吸や運動、ロウソクの炎など、1つの物事へ集中することで心を落ち着かせて穏やかにすることを目的とし、仏教との関わりが深いことから、日本人に馴染みやすいとも。
実はこの瞑想は今までに経験した事がある人が多くいる瞑想で、例えば、焚き火を見つめて心が穏やかになったり、ランニングで呼吸に集中していると走る速度が上がったりという経験をしたことはありませんか?
難しそう、自分には関係ないと思いがちな瞑想も、こう考えるととても身近に感じますよね。
ヴィパッサナー瞑想
「ヴィパッサナー(Vipassana)」は「よく観る・観察する」の意味で、感覚を幅広く開いて気付きを促すと言われるインド最古の瞑想法。
呼吸を行う中で湧き出す自らの気持ち・思考に意識を向け、自分の感情や感覚を素直にひたすら観察し続けます。自分自身の感情に対して客観的になることで、あらゆる思考や感情の苦しみから開放されていくとされており、悟りの境地に至ることから仏教的要素が強い瞑想とも言われています。
マントラ瞑想(ジャパ瞑想)
「マントラ」とは真言のことで、このマントラを唱えながら瞑想する世界中で実践されるインド由来の瞑想法。瞑想というと静かな場所で集中する方法をイメージがありますが、このマントラ瞑想は無音での瞑想が苦手な人や初心者の方にもおすすめできる瞑想です。
マントラはサンスクリット語で書かれ、神や仏に対する賛歌や祈りを象徴的に表現した言葉でもあることから、繰り返し唱えることで様々な恩恵を授かることができると信じられています。リラックス効果があり、ネガティブな思考や束縛から解放されるとも。
食事瞑想
テレビやスマホなども手放し、目の前の食べ物に集中して食事中に行う瞑想法。
食器を整え、姿勢を正し、ゆっくり噛み、味覚・聴覚・触覚(食感)・嗅覚・視覚の五感を総動員して口の中にある食べ物を堪能し、食事を補給することだけに専念します。
食事瞑想では食事を一口ごとに区切ることが求められるため、普段の食事では1つおかずを口に入れたら、次にご飯、スープと次々に口に運びたくなるところを一旦箸を置き、噛むだけの作業に没頭すると尚良しです。
誰もが毎日行う食事の最中にできるものなので取り入れやすく、早食いも防止できて健康にも良い点が魅力です。
歩行瞑想
マインドフル・ウォーキングとも呼ばれる動きながら行なうムーブメント瞑想の1つで、座って行う一般的な瞑想とは違い、歩く行為の一歩一歩に意識を向けながら行なうという特徴があります。Googleのような大企業でも社員研修プログラム「SIY」(Search Inside Yourself)で実践されています。
ウォーキング自体に心を穏やかにする幸福ホルモン「セロトニン」の分泌を促す効果があり、また日光も同様の効果があることから、天気の良い日に陽の光を浴びながら屋外を歩けば効果は抜群でしょう。
散歩中や通勤時など、体を動かしながら日常のちょっとした時間を利用して手軽に行なえる瞑想で、座る瞑想が苦手な方でも取り入れやすい瞑想法です。
ボディスキャン瞑想
呼吸しながら足のつま先から頭の順に体の様々な部位に意識を集中する瞑想法。仰向けで行い、堅苦しいポーズや動きが一切なく取り入れやすいのが特徴で、身体の隅々まで注意を向けることで日常生活の中では気づけない無意識的な痛みや身体のこわばりに気付きを与えます。慣れてくると体の異変や不調に気付けるようになるとも。
自律神経の乱れを取り除く効果も高く、頭痛や肌荒れ、不眠など原因不明の不調を感じる時におすすめの瞑想法です。
マインドフルネス瞑想
仏教が基になっている瞑想法で、意味や概念はヴィパッサナー瞑想と似ていますが、マインドフルネス瞑想はストレス低減による脳の疲れ改善や精神の安定による集中力向上を目的としており、宗教的要素が少ないのが特徴。医療としても注目される一面も。
最近ではAppleのスティーブ・ジョブズ氏のほか多くの著名人や企業が取り入れているとして、「瞑想」と言えばマインドフルネス瞑想と言われるほど私達の生活に浸透してきました。
マインドフルネス瞑想については別でより詳細な記事にしたいと思いますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
自分に合う瞑想を取り入れよう
瞑想の種類によって発祥・概念が異なることはさることながら、実践方法も座って行うもの・寝て行うもの・運動中に行うものなど様々。多忙な生活スタイルの方でも実践できるものが見つかったのではないでしょうか?
ものによってはダイエット効果・健康効果などプラスアルファの効果があるものもあり、試してみる価値ありですよね。
興味のあるものや、あなたに合っていると感じるものから試してみると良いでしょう♪