瞑想初心者が心得るべき5つのポイント・コツ
前回、瞑想はメンタルの状態が改善したり仕事のパフォーマンスが向上することから、多くの世界的な企業も導入していると紹介させていただきました。
しかし「いざ瞑想をしよう!」と思っても、まず何からすれば、何に注意して取り組めば良いのかわからない…という方も少なくないでしょう。
実際に瞑想では、瞑想自体の手順以外に、瞑想をするタイミングや場所などを整えることも大切とされています。
今回紹介するポイントやコツは全ての種類の瞑想に共通していますので、瞑想初心者の方は必読です☆
環境を整える
瞑想に取り掛かる前に、瞑想しやすい環境の準備を行いましょう。
不慣れなうちは自分が一番リラックスできる場所や、人の声や物音が少ない静かな場所、広くて開放的など、気が散らない場所がおすすめ。
もしその場所にモノが散乱していたり散らかっているなら、視界に余計なものが入って集中が切れてしまわないためにも片付けて行いましょう。
その他快適な気温・室温のキープ、クッションやブランケットを使って座り疲れを防止するのも効果的です。
またアロマキャンドルやお香も、香りや視覚によってスイッチを切り替えられるのでおすすめ。その際はデザインがシンプルなものや、自然を感じられる香りだと更に良いでしょう。
短くこまめを習慣化する
瞑想は長時間集中して行うイメージがあるかもしれませんが、長くするほど良いというわけではなく、瞑想は短時間のプチ瞑想でも充分に効果があることがわかっています。
初心者の瞑想の時間は、毎日5〜10分/1回が理想的。
慣れてきたら10分以上、20分と長い時間を目標にしても良いでしょう。
5分も10分も難しいと感じる場合は、まずは毎日1分を目標にしてみましょう。多くの方がストレスなく始めることができるはずです。タイマーなどを使えば、時間を気にすることなく集中して取り組むことができるでしょう。
また瞑想は即効性があると言うわけではなく、毎日少しずつ継続して行うことで効果が持続・発揮されます。長時間無理をしてすぐに挫折してしまうより、短時間でも無理なく継続しやすい長さで行うことが重要です。
仕事などで忙殺されてうっかり忘れてしまう日があっても、また始めれば大丈夫。
自分を追い詰めない程度に毎日瞑想を行うことを意識しましょう。
雑念に動揺しない
瞑想中は、「頭を空っぽにしないといけない」「無になれないとダメ」と思っている方は多いかもしれませんが、それが出来ないからと言って自分を責めたり、「自分は瞑想に向いていない」と瞑想を諦めたりする必要は全くありません。
慣れないうちは誰しもが、物音に気を取られたり、色々な考え・雑念が浮かんでしまうもの。むしろそれが普通です。
そんな時は無理矢理考えを打ち消そうとせず、自ら湧き出る雑念を客観的に観察してみたり、仕方のないことと割り切って焦らず呼吸に意識を戻せば、ストレス少なく元のフォーメーションを維持できるようになるでしょう。
大切なのは、雑念が浮かばないようにすることではなく、雑念が浮かんでも動揺しない心構えです!
完璧にやろうとしない
クオリティにこだわって毎日完璧に瞑想しようとすると、せっかくメンタルコントロールを目的に始めたのに、逆にメンタルをやられてしまうということにもなりかねません。
瞑想は継続が不可欠。
完璧に静かな場所・完璧な時間配分でなくても、日々の移動やちょっとした空き時間や短時間でも、繰り返し行なうことに意味があります。
月に1回行なった完璧な瞑想よりも、毎日習慣的に行なった適当な瞑想の方が、その効果をより実感できることでしょう。
自分に合った瞑想を行う
瞑想は目を瞑って正座して静かに行うものから、食事をしながら行うもの、運動しながら行うもの、寝ながら行うものなど方法は様々。
瞑想には正解や間違いはなく、感覚的に自分に合うものを選ぶことが大切です。
まずは自分が取り組みやすくて、関心があるものから挑戦してみましょう。メンタルが落ち着いたり、集中力が向上するのを感じたら、その瞑想は自分に合っていて効果が出てきている証拠です。
あなたの生活スタイルや体質に合う瞑想を選択し、楽しみながら効果を堪能しましょう。
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