歯磨き成分配合?!アパタイトの意味や石言葉・向いている人
ギリシャ語で「トリック」「ごまかし」という意味を持つアパタイト。
この石の結晶が色々な鉱物に混ざって見つかることが多く、他の鉱物と見誤ることが多かったことに由来します。
現代でも、「ベリルだと思ったらアパタイトだった!」なんてことも少なくありません。
アパタイトはブルーのものがメジャーではありますが、元々は無色〜白色で、アパタイトの中に含まれるマンガン(Mn)が作用して青色、桃色、黄色などの様々な色へと変化します。
ちなみに、黄色・黄緑色などのものは希少でアスパラガス・ストーン(Asparagus stone)といい、緑色・帯緑青色のものはモロキサイト(Moroxite)といいます。
アパタイト(Apatite):燐灰石
厳密にはアパタイトは、カルシウムとリンを主成分とする鉱物グループの名称で、宝飾用に使用されているものは「フルオロアパタイト」(フッ素燐灰石)といい、別で「ハイドロシキアパタイト」と呼ばれるものがあるのですが、こちらは医療現場で用いられます。(詳細はこちら)
※フルオロアパタイト=フローアパタイトとも。
石言葉
やさしい誘惑・信頼・自信・調和
スピリチュアル的な意味
古来より信頼や調和を象徴する鉱物として、精神と肉体のバランスを取り持つと言われ、意思の伝達能力や社交性が必要な場面で重宝された。自己表現力を高めることで社交性をもたらし、良好な人間関係を保つことができるよう促す石として知られる。
こんな方におすすめ
- チームで仕事をすることが多い方
- 自信を持ち、自己表現をできるようになりたい方
- 総合職・管理職の方
色 | 無色、桃色、黄色、緑色、青色、紫色 |
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条痕色 | 白色 |
モース硬度 | 5 |
比重 | 3.17〜3.23 |
劈開 | 不完全 |
化学組成 | カルシウムのリン酸塩 |
透明性 | 透明 |
光沢 | ガラス光沢 |
屈折率 | 1.632〜1.646 |
多色性 | [青色石]強い二色性/青色、淡黄色 [黄色石]明らかな二色性/鮮黄色、緑黄色 |
蛍光 | 非常に多様 |
インクルージョン | チューブ、微小液体、針状 |
産地 | ミャンマー、ブラジル、スリランカ、チェコ、スペイン、インド、マダガスカル、アメリカ、アパタイト(キャッツ・アイはミャンマー、ブラジル)他 |
※上記の数値は文献により多少異なる場合があります。
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【豆知識】アパタイトの成分は医療でも使われる!
皆さんは、「アパガード」という商品をご存知ですか?
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名前もポップで覚えやすく、有名な歯磨き粉ですよね☆
名称に使われている「アパ」、実はこの商品には「ハイドロキシアパタイト」という成分が含まれており、これは人体では歯のエナメル質97%、骨の65%を占めています。
生体組織になじみやすく毒性がないため、人工骨や歯科医療の現場でも利用されます。
ハイドロキシアパタイトの歯磨き粉の利点は、歯と同じ成分=歯と固さが似ているということであり、歯に傷をつけずにタンパク質(食べかす)などを吸着して取り除くことができるので、理想的な歯磨きでツヤのある白い歯を保つことができるのです。
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じゃあ…アパホテルの「アパ」は…????